浄化槽管理士について

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目次

浄化槽管理士とは

浄化槽管理士とは、浄化槽の管理、点検が仕事の資格です。国家資格となっていて、仕事に就くためには年に一度行われている国家試験に合格するか、年に10回以上行われている講習を受講して最終考査に合格するかで資格を取得する必要があります。
浄化槽に関する資格としては、この他にも浄化槽設備士、浄化槽技術管理士、浄化槽検査員などがありますが、その中でもこの浄化槽管理士の資格では、すでに作られている浄化槽に関してきちんと管理されているかどうか、壊れていないか、破損はないかなどの点検を行います。さらにもし破損があった場合には浄化槽を修理するのも仕事の一つです。その点が新たに設置される浄化槽を見るのが仕事の設備士とは異なります。
また、浄化槽技術管理士になるためにはまずこちらの浄化槽管理士の資格を持っていることが必要となるので、スキルアップの一つとしても重要な位置になる資格です。

難易度は?

他の国家資格と比べてそれほど難しいというわけではありません。しかし、浄化槽に関する専門知識がたくさん出題されますので満遍なく勉強しておくことが必要です。さらに講習ではそれらの知識を学んでから資格を取ることができるのでさらに取得しやすいと言えます。これから浄化槽関連の資格を取得しようと思っている方の手始めの資格としてもオススメです。

年収は?

この資格のみで就職したり、転職したりするのは難しい資格といえます。だいたい年収400万円ほどでサラリーマンの平均年収ほどだと言えます。また勤続して働くことや経験年数によっても年収は異なってきます。この他にも浄化槽技術管理士や浄化槽設備士の資格も合わせて取得しておくことで年収アップを狙うことも可能です。

受験資格

特にありません。
誰でも受験することができるのできちんと勉強しておけば合格を目指すことができます。

試験内容

試験では浄化槽概論、浄化槽行政、浄化槽の構造、機能に関して、浄化槽工事概論、浄化槽の保守点検、修理概論、水質管理、浄化槽清掃概論などの項目に分けてそれぞれ問題が出題されます。
講習では試験内容と同様の項目の講習を受けることになります。13日間の講習でその後、150分間の考査を行って終了となります。

合格基準

65パーセント以上の得点率で合格となります。

合格率

試験での合格率は20パーセントほどとなっています。他の国家資格とそれほど変わらない合格率なので特別難しいわけではないようです。しっかりと事前に勉強しておけば合格できる資格です。また講習でも資格を取ることができるので時間のある方はそちらで資格を目指すのもオススメです。

受験場所

試験宮城、東京、愛知、大阪、福岡の各都市で行われています。
講習宮城、茨城、東京、愛知、大阪、福岡の各都市で行われています。

願書申込み期間

試験7月上旬から下旬
講習受講する場所によって異なります。

受験日

試験10月第3日曜日年に一度行われています。
講習各地で13日間の日程で行われております。自分が受講したい地域で調べておきましょう。

合格発表

試験2ヶ月以内に知らされます。

受験料

試験20200円
講習129700円

受験申込み・お問い合わせ

浄化槽管理士の受験申し込み、詳しい情報、お問い合わせは公益財団法人日本環境整備教育センターにて受け付けております。

「公益財団法人日本環境整備教育センター」公式ホームページURL
https://www.jeces.or.jp/course/management-examination.html

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