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介護基礎技能認定とは
介護基礎技能認定とは日本医療教育財団が主催している資格の一つです。こちらの資格では介護職につく上で必要となる体位の変換方法、車椅子の扱い、食事の補助などの基本的な介護の知識、技術について定められています。介護基礎技能認定を受けることで公的に介護のプロとして認められます。就職の際のみならず、ご家族の中で要介護者がいる方、地域でのボランティア活動に参加しているという方にもオススメの資格です。介護のプロになるので安心して大切な人の介護に当たることができるのです。
こちらの資格は、試験を受けるだけでは取得することができないようになっています。まずは日本医療教育財団が承認している教育機関で訓練カリキュラムを受ける必要があります。それを通過したのちに、修了試験を行い、合否が決定します。
難易度は?
介護基礎技能認定は、試験のみで合格することができる資格ではありません。教育訓練を受けなければならないのでその分時間がかかります。約一ヶ月ほどの訓練が必要となります。一方で、きちんと訓練を受けることができれば、修了試験はそれまでの訓練の成果を確認するものとなっているのでそれほど難易度は高くありません。
年収は?
介護基礎技能認定の資格を取得した場合、介護の現場でその資格を活かすことができるようになります。介護の現場で正社員として働く場合には300万円ほどの年収が一般的なようです。この資格の他にも介護に関わる資格を取得してスキルアップさせていくことでさらに年収を上げることも可能です。
受験資格
特にありません。修了試験を受けるためには指定のカリキュラムを受ける必要があります。
試験内容
試験内容は学科と実技の2種類に分けられています。学科は三択形式になっていて介護に関わる基礎知識を問われます。学科の方は資料の持ち込みが可能なので丸暗記する必要はありません。その後、実技ではロールプレイング形式で、車椅子、体位変換、食事介助の方法を確認します。
学科は60分以内、実技は10分以内と短い間に行われる試験です。
合格基準
学科、実技ともに70パーセント以上の得点率が必要となります。科目によって偏りの出ないように満遍ない勉強が必要です。
願書申込み期間
こちらの資格は、いつでも認定のための申請を出すことができます。地域で行われている教育プログラムやカリキュラムがありますので応募してみましょう。また介護基礎技能認定のための教育ガイドラインは日本医療教育財団のホームページでも確認することができます。カリキュラムが修了したら、修了試験を受けたのち、申請することで認定証をもらうことができます。
受験場所
カリキュラムは、地域ごとに様々な施設で行われているので自宅の近くで探してみましょう。
受験料
3000円
合格発表日
合格発表は、申請の認定が行われた時になります。郵送にて発表されるので申請した時によって変わります。
受験申込み・問い合わせ
介護基礎技能認定の受験申込み、詳しい情報、お問い合わせは「一般財団法人日本医療教育財団」のホームページで確認することができます。
「一般財団法人日本医療教育財団」ホームページURL
http://www.jme.or.jp/exam/cf/
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